先週の主要通貨対ドル相場
先週の為替市場は株式市場に振り回される展開が目立つこととなりました。週末には米長期金利(10年物国債利回り)が5%台に上昇するなど、インフレ懸念が高まっていることから、今週も株式市場の動きに影響される可能性は否めない。
また、先週はBOEによる政策金利発表でポンドの政策金利を据え置くことが発表されると、ポンド/ドルが多くのテクニカルポイントや下落トレンドの上限を割り込み、一時1.9621ドル付近まで値を下げたことで、主要通貨対ドル相場ではユーロ/ドルが大きく影響を受け、1.3320ドル付近まで下値を広げる動きとなりました。
ポンド/ドルが下落トレンドの上限を割り込んできたことで、主要通貨対ドル相場では今後上値が重い展開が続くと予想されます。特にユーロ/ドルは先週末に1.3320ドル付近まで値を下げたことで、日足一目均衡表・雲の下限を割り込む動きを見せており、1月12日を基点とした上昇幅フィボナッチ38.2%戻しのラインに上値を抑えられる展開となっております。
ユーロ/ドルは今週中に上述したテクニカルポイントを回復できないようだと、一目均衡表で基準線・転換線が雲の下限を割り込む可能性が高まり、本格的に下値を試す展開が考えられる。
本日はロンドン為替市場で5月生産者物価指数が予定されており、事前予想は前回より若干弱い数字となっていることから、結果次第ではポンド/ドルがもう一段の安値を試す可能性も考えられるが、先週の乱高下や週初めということを考えると、大幅な値動きとはならないのではと考えられます。
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